みんな生きたい!

誰だって、死にたくない

生きていたい・・・

私の夫もそう思っていたはずだ
だって、死にたくないと思っていたからこそ、あの気丈な夫はベッドの中で震えていたのだ・・・
きっと死にたくないと思い、たった一人で死の恐怖と闘っていた・・・
どんなに怖くてつらかっただろうか・・・

きっと、何かがあって、生きる力を失ってしまう・・・
その原因は、人それぞれ、きっと十人十色
人は強く見えても、弱いところがある
死が怖いはずなのに、「もう、死ぬしかない」と思ってしまう
それほどに追いつめられていたのだ
それほどまでに苦しんでいたんだ・・・

そう思うからこそ、遺族は苦しみ、後悔する

愛するあの人は、きっと生きたかったはず・・・
それなのに、私たちは、生きたいと願うあの人を助けてあげられなかった・・・
あの人の苦しみをわかってあげられなかった・・・
一番、愛してやまない人なのに・・・
でも、もう戻らない・・・
せめて、あの人に何があったのか知りたい
なぜ、こんなことになったのか知りたい

そう思う遺族の人は多い

どうか、「自死する人の命がほしい」なんて言わないで・・・

自死した人も、生きたかった・・・死にたくはなかったの・・・
あなたと同じように、生きたかったの
でも、生きる気力を奪われてしまった
そんなことがなければ、今も生きていた
まだ生きたかったんだよ

kanaさんも言っているように、遺族は私たちで終わりにしてほしい
もうこれ以上、自死させないで
悲しみを増やさないで
自死した人を責めないで

もっと、その原因を調査して、原因を取り除く努力をしなければならないはず