今、私の心はほかほかです。
私が一番心配している遺族の方から、あたたかいメールをもらえたから・・・
素直にうれしい。
でも、きっと、あたたかいメールばかりだと心配する。
だって、つらいときがあるはずなのに、私のことを気遣って、あたたかいメールをくれているのだとしたら・・・
私は、その人にとってマイナスの存在でしかない。
だから、つらく悲しいメールの中に、たった一通でもあたたかいメールが来ると、素直にうれしくなる。
悲しくてつらいメールでも、日常の些細なことでも、何でも、私に連絡してくれるだけで、私はうれしいのです。
きっと、つながるって、こういうことなんだって思うから。
自死遺族の方から依頼を受ければ、私は弁護士という立場で応対しなければならない・・・
それはよくわかっている。
でも、私は、弁護士の前に、同じ遺族だ。
弁護士の顔で、法的な話をして、それで終わりにしたくない。
だって、遺族のつらく悲しい気持ちは永遠になくならないし、弁護士としての対応が遺族を傷つけることがあることもよくわかっているから。
とはいっても、弁護士でもあり、自死遺族でもある私だって、配慮が足りなくて、遺族を傷つけてしまうことはあると思う。
もし傷つけてしまったら、本当にごめんなさい。
謝ることしかできないと思うけど、それでも、ずっとつながっていきたいと私は思う。
今私にできることは、私を頼ってくれる人とずっとつながっていくこと。
私は、私を頼ってくれる人を大切にしたい。
だから、安心して、連絡してくださいね。
私一人で対応できないときは、他の専門家につなげるようにするし、
他の支援者にも協力をお願いするし、
自死遺族支援弁護団や理解ある弁護士にも協力をお願いする・・・
私にできることはする。
それに、自死遺族のいろんな問題に理解ある人たちはいる。
これからも増えていくはず。
そして、自死遺族を支援するつながりの輪は広がっていく、そう信じている。
そのために、自死への理解を深め、自死遺族に適切な支援の輪が広がるよう、これからも講演や研修活動などにもがんばりたい。
佃先生へ
ここ何か月か一生分の悲しい涙を流しましたが、今日は先生のお言葉でまた涙が溢れました。でも、うれし涙です。先生ありがとうございます。
こちらこそ、心からありがとう・・・
これからも、あなたにとって、ほっとするつながりであり続けたいと思っています。