また一年が過ぎたんだ・・・

ああ、また新しい年が来たんだ・・・

子どもが大きくなり、あれからすでに8年が過ぎ、もうすぐ9年が過ぎていく・・・

時が経つのは早いのか遅いのか・・・

今年は、いろんなことをがんばらなくてはと思っている。

やりたいこと、やらなければならないことがある。

夫の分もがんばらなくては!
裁判官だった夫の背中には追い付かないかもしれないけど、

私は、私ならではの弁護士としてがんばるのみ!
「先生にお願いしたい」という方々のために。
自死遺族の問題についても、もっと、いろんなことを伝えていけたら、いいなあ・・・なんて思ってる。

じっくりと、誤解のないように、伝えていきたい。

話せば、わかってくれる方が多いから。

話してよかったって思える。

きっと、また、今年もいろいろあるんだろうな・・・

でも、私には、私を支えてくれる人がたくさんいる。

理解ある人たちにも心から感謝。

いつも思うことがある、

「私は、皆さんのおかげで、生きている」

皆さん、いつもありがとう・・・

そして、これからもよろしくお願いいたします。

 

あたたかいつながり

私まで、あたたかい気持ちになりました・・・
彼女に、心からありがとうと言いたいです。

先日、自死遺族の方々が主催したシンポジウムに参加し、そのシンポジウムが終わったときのことです。

ある遺族の方が、私に、そっと近づくと、

「佃さん、ここのお団子はおいしいので、ご家族でぜひ食べてください。甘いものが苦手な私でも、ここのお団子はおいしくて・・・佃さんに食べてもらいたくて・・・」と言って、私に、菓子箱を手渡した。

「私に?わざわざ?」

ああ、彼女は、私が今日ここに来ると信じてくれたんだ・・・
私を信じて、わざわざお団子を買ってくれていたんだ・・・
そう思ったら、涙が溢れそうになった。

だって、私は、今日来るよとは約束したけど、それはもう2か月以上も前の話。
その後、今日のシンポへの参加については、彼女に連絡しないままだったのに、彼女は私が来ると信じてくれていた。
そのことが、私には、本当にうれしかった。

実は、その前日、私は広島でのシンポジウムに参加し疲れていたのだが、彼女との約束を守るために、島根まで出かけた。
彼女とは、昨年の冬、分かち合いの会で出会い、知り会った。
彼女は、シンポジウムの中で、自分自身の体験や思いを語ることに不安を感じ、どうすべきか悩んでいた。
彼女とはたった1時間くらいしか話せなかったが、私は、同じように悩んだ自分と重ね合わせ、彼女の力になりたいと思った。
でも、私にできることといえば、彼女を見守ることしかない。

そこで、私は彼女に、「あなたが語るところを必ず見に行くね」と言った。

そう、それだけの約束、でも私にも彼女にも大切な約束。
そして、私は、彼女が語ってくれると信じ、彼女もまた、私が来てくれると信じてくれていた。

彼女とのつながりは、互いに信じあえるつながり・・・心があたたかくなるつながりである。

こんなつながりが増えていくといいな・・・

お手紙やメール、ありがとうございます!

本を出版してから、お手紙やメールで、多くの方々から励ましのエールをもらっています。

本当にありがとうございます!

皆様からのお手紙やメールは、私のエネルギー源です!

なかなか返信できないことも多いのですが、本当に感謝しています。

この場をお借りして、お礼申し上げます。

これからも、どうかよろしくお願いいたします。

読売新聞の著者来店に掲載されました!

今日、読売新聞の著者来店に、私の本のことが掲載されました!

私の伝えたいことが書かれていて、嬉しかったです。

なぜ、こんなことに・・・
自死がなぜ起こるのか・・・

皆さんが考えてくれれば、
そのきっかけになればいいな・・・

NHK「お好みワイドひろしま」の特集

7月8日の「お好みワイドひろしま」で、自死遺族に対する私の活動が特集として取り上げられました。

番組をご覧いただいた方々には、自死遺族の方々が「愛する人の死を語れる社会に」していきたいという私の思いは伝わったのではないでしょうか。
自死に対する見方が少しでも変わって、自死の問題をみんなで考えていければと心から願っています。

編集部のディレクターさんとは、この特集番組の取材を通じて、自死の問題についていろいろ語り合うことができ、それもまた私の勉強になりました。

まずは、自殺ではなく、自死という言葉の説明から入りました。
私も、この本を書こうと決めるまでは、自殺と自死をごちゃ混ぜに使っていました。
本の中でも、当時の私の言葉として、自殺という言葉を使っています。
まだまだ自死という言葉はなじみにくいようです。

私は、自殺や自死の言葉よりも、「自死=追い込まれた末の死」ということを理解していただきたいと思っています!

NHK広島の特集は8分でしたので、私の活動のほんの一部しか番組にはなりませんでしたが・・・
弁護士として、街角相談(相談料無料)をしていた時の映像が流れなかったのは、少し残念・・・
街角相談は、弁護士や臨床心理士などの専門家が生活の困りごとについて相談に応じるもので、自死に至る原因を取り除く大切な活動だと思っています。
また、9月にも広島駅の地下広場で街角相談を行う予定です。

特集番組のディレクターさんはまだお若い女性でしたが、自死遺族のことを懸命に理解しようとがんばってくれました。
理解しようとしてくれた、その姿勢にも感謝しています。
本当にありがとうございました。

自死の問題については、本当にいろんな考え方があります。
自死に至る原因は様々ですから、いろんな考え方があって当然だとは思います。
ただ、自死に至るには、何か「原因」があるのです。
その原因があるために、追い込まれ、自死してしまうのです。

それだけは理解していただきたいと思います。

たくさんの参加ありがとうございました!

先週の自死問題のシンポジウム、満席になるほどのたくさんの参加、ありがとうございました!

自死問題について、関心を持っていただき、本当に感謝しています。
私は、自死問題についていろんな考え方があっていいと思います。
大切なことは、できるだけ多くの情報を得て、自ら考え、そして行動することです。

そのために、皆様方には、もっと、自死について知っていただきたいと思っています。

私も、まだまだこれからですけど・・・
自死遺族の方々、皆様方のご意見を伺いながら、考えていかなければと思っています。

応援ありがとうございます!

あたたかいコメントや感想をいただき、ありがとうございます!

この本が、自死について考えるきっかけとなればいいなと思っています。
受け止め方は人それぞれですから・・・

まずは関心を持っていただくこと、
それが私の一番の願いです!