自死遺族の知りたいという思い

ただただ、何があったのか、知りたい・・・それだけ・・・

隠さないで教えてほしい

大切な命が亡くなったのだから・・・

そして、大切なあの人の最後の言葉を聞くことさえもできなかったのだから・・・

どうして、死ななければならなかったのか・・・わからない

大切なあの人に、何があったのか・・・何に苦しんでいたのか・・・せめて、それだけでも知りたい

でも、その思いは、なかなか届かない

なぜか、悲しい思いを、他のせいにして、責任転嫁を図ろうとしていると思われてしまう・・・

知りたいとがんばればがんばるほど・・・ますます声が届かなくなる・・・

自分を責めない遺族なんて、多分いないはずだ

あの時、自分が気づいていれば・・・そう思わずにはいられない

でも、自分を責めながらも、勇気を振り絞って、何があったのか知ろうとする遺族がいる

誰に何と言われようと、何があったのか知るために、がんばり続ける

険しい道だ

私は、そんな遺族の方の力になりたい

残された遺族は、大切なあの人に、何があったのか、周りの人たちなどから聞くしかない

だって、もう本人に聞くことは二度とできないのだから・・・

知りたいという純粋な思いが、どうか届きますようにー

 

まだまだ遠い・・・

本業と子どもの夏休み対策が忙しくて、なかなかホームページの作成が進まない・・・

子どもたちにとっては、とっても素敵な夏休み!
でも、そう思えない子どもたちもいる・・・
この仕事をしていると、どうして、こんなことに・・・って、よく思う。
私も、いろんな経験をしてきたけど・・・もっと、つらくて苦しんでいる人がいる・・・
これが現実・・・

ニュースを見ていると、ほんとに、この人たちはわかっていて言っているのだろうか?
ニュースの記事のもととなる人たちの苦しみを・・・
そして、自戒を込めて、私もよりよい弁護活動をできているのだろうかと問う。
常に考えなくてはいけない。
これが、私の仕事・・・

約束の向こうは、まだまだ向こうにある・・・