ちょっと考えてみてください。
少し配慮してくれるだけでいい。
子を亡くした親に対し、子どもの写真や動画を見せたら、どう思うか少し考えてください。
ちょっとした気遣いはとても大切・・・
そういう私も、適切な気遣いができているかと聞かれたら、自信はないけれど・・・
でも、どうかなと思ったら、話すことも考える。
もし、相手を傷つけてしまったかなと思ったら、ごめんなさいと心から謝る。
傷つけないことがベストだけど、私だって、きっと人を傷つけることはあるはず・・・
今傷つけてしまったかなと思ったら、謝るしかない・・・本当に申し訳ないけれど・・・
そして、もう同じことはしないようにする。
それだけでも、人をできるだけ傷つけなくてすむと思う。
私は、自分がこんなことになるまで、たしかに、配慮が足りない人間だった・・・
子どもがなかなかできない友達に、子どもの写真入りの年賀状を送る。その人の状況をよく考えもせず、無邪気に話す。相手の気持ちを考えることなく、配慮なども考えることがほとんどなかった・・・
だから、私は、夫を亡くした時に、ある人(私より数か月前に夫を亡くしていた人)から、
「私の気持ちがよくわかったでしょ」
と言われる羽目に・・・そのときは、返す言葉もなかった・・・
今思えば、その人は、そう言わざるを得ないくらい、私に傷つけられたのだろうと思う。
あなたを傷つけていたことに、気づかなかった・・・
本当にごめんなさい。
誰だって人を傷つけたくないはず。
でも、知らず知らずのうちに、人を傷つけてしまう。
傷つけられる方は、知らず知らずに何度も傷つけられるわけだから、耐えられないほどに傷つく・・・
知らないって、本当は一番怖いことなのかもしれない。
私も、まだまだ知らないことが多い。
これからも少しずついろんなことを学んでいきたい。