ねむの木と共に・・・

今日は、ある女の子を紹介させてください。

その女の子は、夢も希望もたくさん持っていました。
勉強を頑張って、大学、大学院を卒業して、やりたい仕事にも就きました。
そして、女の子は、来る日も来る日も、自分を頼ってくる人たちの力になろうと、懸命に仕事に励みました。

そんなある日、女の子に異変が生じます。
「疲れた・・・仕事に行きたくない・・・」

その女の子は、上司からのパワハラに悩み苦しみ、うつ病になりました・・・

それでも、女の子は・・・がんばり続けました・・・

「笑顔!
 笑顔!笑顔!
 たとえ体調が悪くても、笑顔でいよう!
 無理のない程度に。

 今日もうちのお花たちは笑顔!
 私も負けないようにがんばろ!」

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今、写真のねむの木は、ご両親の愛情を受け、すくすくと育っています。
でも、ねむの木と共にがんばり続けた女の子はもういない・・・

ねむの木は、夜になると、そっと葉を休ませます。
もう、ゆっくり休んでね・・・
ねむの木に包まれて、穏やかに・・・

みなさんには、ほんとに、よく考えてほしい・・・
周りの人を不用意に傷つけていないだろうかと、
もし傷つけたら、ちゃんと心から謝まってくださいね。

弱いから、傷つきやすいのではないですよ、
ひどいことを言ったりしなければ、傷つかないのですよ、
受け止める側の問題ではなく、する側の問題なのです。
受け止める側の問題にしたいのは、
する側が自分が悪いと認めたくないから、
する側が自分を正当化するために、
そう言っているのです。

女の子は、上司からパワハラを受けても、
「絶対負けない!」
と、ほんとにがんばったんです!
弱くなんかない、
たった一人で、何十倍もの力ある相手と戦って力尽きた・・・
ずっと笑顔を絶やさずに・・・

私は、その女の子を尊敬しています。